ひまわり6号に重大トラブル発生?
むむ、これはもしかすると、重大なトラブルなのだろうか?
- 「運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)」は、本日21時26分より、通常使用される電波の送受信ができない状態が続いております。
- 緊急用のチャンネル(USB)では電波は捕捉できていることから、何らかの原因により、衛星の異常が発生したと考えられます。
- 予め定められた手順に従い復旧に努めているところ。
状況がよくわからないが、ひまわり7号へのバトンタッチが早まる可能性が出てきたかもしれない。「ひまわり6号」から「ひまわり7号」への切り替えに書いたように、もともと来年の夏にひまわり7号にバトンタッチすることは決まっていた。しかしバトンタッチが大幅に早まってしまうとすれば、それは誤算といえるだろう。しかも、このままひまわり6号が復活しなければ、ひまわり6号を予備機として待機させるという方針も変更を迫られてしまう。
なお、ひまわり7号への切り替えについては、以下のように発表されている。
現在、「運輸多目的衛星新2号機(ひまわり7号)」による緊急バックアップ観測の準備を行っており、11月12日 午前1時頃観測開始見込み。
引き続き続報に注目していきたい。
(追記)デジタル台風に11月12日0時(JST)観測の画像が届いたが、気象衛星の経度は145度となっている。「ひまわり6号」の経度は140度なので、すでに「ひまわり7号」に切り替わっているようである。気象庁も運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)の異常について(第2報)で、ひまわり7号への切り替えが完了したことを報告している。
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