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ひまわり6号の復活には一週間程度かかる見通し

気象庁から、ひまわり6号の障害が今度は地上処理システムで発生のニュースの続報が出た。

運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)の気象観測の地上処理システムの異常について(第2報)

この記事によると、衛星本体の微動を予測するプログラムがうまく動かなくなったとのこと。確かにひまわり6号が復活した後、一見すると正常に観測しているように見えたが、ひまわり6号の動画を見てみると画像が大きくぶれており、復活後は衛星の動きを補正するプログラムがあまりうまく動作していなかったことがわかる。そしてついに16日に破綻したということだろう。

例えばデジタル台風:気象衛星画像:日本周辺のページの下の方にある2009年11月の動画を見てみると、11月12日ごろから画像全体が上下左右にぶれるようになっており、ひまわり7号に交代した16日ごろから再び安定していることがわかる。

気象庁によると、

ひまわり6号による観測画像の提供を再開するためには、この予測計算が常に正しく行われる必要があり、調整等作業に今後一週間程度を要する見込みです。それまでの間は「運輸多目的衛星新2号(ひまわり7号)」による観測を継続します。

とのことなので、しばらくひまわり7号による観測が続きそうだ。

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