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気象庁防災情報XMLフォーマットが決まる

5月15日に「気象庁防災情報XMLフォーマット」(Ver 1.0)が公表された。

気象庁とXMLコンソーシアム 「気象庁防災情報XMLフォーマット」(Ver.1.0)の仕様を策定

これは以前に気象情報とXMLという記事で紹介したもので、試案に対する意見も取り入れて今回は正式バージョンをリリースしたということになる。詳しい情報は気象庁防災情報XMLフォーマット 情報提供ページで入手できる。今のところ私には直接関係はないが、いくつか参考になりそうな資料があるので、これから細かいところも読んでみたい。

今回のポイントの一つは、


気象庁は、これまで、気象警報、津波警報、地震情報等、それぞれの防災情報毎に情報の性質・利用形態などを考慮し、それぞれの情報で個別の、気象庁独自の電文形式(フォーマット)を作成してきました。

という従来の方式では、今後の拡張性が乏しく発展が見込めないというところにあるだろう。これを一から全部XMLで作り直すことによって、拡張性が生まれて全体の見通しがよくなり、今後の高度サービス提供にもつながっていく。これが今回の仕様の最大の利点と言える。

ただ、それだけで終わってしまってはもったいない。XMLフォーマット化によって関連するソフトウェア開発費が安くなり、地方自治体や防災関係機関などが新たに利用を開始するなどして利用者が増加することが、このフォーマット策定の本当の成功と言えるだろう。そのためには、XML関係のツールを最大限に活用して、基盤となるシステムを安い価格で提供することが重要だと思う。オープンソース化なども考えられるだろうか?またシステム開発費だけではなく、情報利用料もなんとか安くならないものだろうか。。。

いずれにしろ、XMLフォーマットの採用によるコスト削減は、拡張性による高度サービス提供に並ぶキーポイントではないかと思う。

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