気象衛星「ひまわり」に予算が認められた
気象庁のサイトに12月22日付のプレスリリースが出ている。
◇静止地球環境観測衛星の整備 77億円が認められた。
頻発する豪雨など極端な気象現象の観測機能を向上させ、さらに地球温暖化など地球環境の常時監視機能も強化した静止地球環境観測衛星(静止気象衛星「ひまわり」8号・9号)の整備に着手する予算77億円を要求。
その結果、「重要課題推進枠」で要求どおり認められた。
第一歩が踏み出せたようで、まずはめでたい。今後の進展に期待しよう。
ところで気象庁のプレスリリースを読むと、地球温暖化対策としての意義が強調されているので、公共衛星として公共性を訴えるというコンセプトがどうなったのかはよくわからない。今回はむしろ日本の地球温暖化対策の一環としての「地球温暖化対策衛星」というコンセプトが強調されたような感じである。
日本の宇宙開発の状況についてはこんな分析も出てきており(ただし「ひまわり」の予算は実際には認められているのでそこは読み替え)、なんだかややこしい状況のようだ。。。
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