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食運用が変わる

タイトルだけ見るとなんだか不気味ではあるが(笑)、、

ひまわり6号の秋季食期間中の観測について

ひまわりは地球の赤道上にあって地球を観測しているが、地球の向こう側に太陽がきてしまうと、太陽の強い光がセンサに差し込んでしまってセンサを傷めてしまう問題が知られている。カメラで撮影する場合で言えば、強い逆光で太陽がレンズの中に入ってきてしまっているような状態。春分や秋分の期間には太陽が赤道の真上をぐるぐる回るので(もちろん本当は地球の方が回っているのだが)、赤道の真上に位置するひまわりにとっては、太陽がちょうど地球の向こう側に来てしまう時間帯が生まれてしまう。日本時間で言えば真夜中の時間帯である。

こうした問題があるので、これまでは安全策をとって、太陽が向こう側にくる危ない時間帯はそもそも観測自体をやめていた。気象衛星がひまわり6号になってより細かい制御が可能となったため、今年からはもうちょっと手間をかけて、できるだけ観測を止めないという方針に変更したようだ。つまり、太陽がどの位置に見えるのかは事前にわかっているので、危ない領域だけ観測を止めるようにすれば他の領域は問題なく観測できることになる。

これによって観測をやめる回数が300回から40回に減るということなので、短時間に発生する気象状況の急変にも、より機動的に対応できるようになると期待される。

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コメント

いくつかの追記です。
GMSシリーズや、一時期使用されたGOESシリーズと異なり、バッテリーでの運用がかなり緩和されて、運用に必要な電力が、蝕期間中でもまかなえるようになったことが大きいと言えます。これまで、蝕運用中は最大500W未満まででしたらから、1.4KWというのはかなり大きいのではないでしょうか。

投稿: JCCX | 2007年1月21日 00時06分

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